クリーンハイキング 6月7日
全国一斉の行事として広報にも載っていたのですが、ふたを開けてみると、地元からの参加は私一人だけ。市内から来られた山岳同好会の方についていくことになりました。地元にウオーキング愛好者は数多くいるのに、もっと積極的に働きかけることが必要ではないかと思うのですが。寂しい話。
集合場所。参加者はこれだけ? 上杉尾根コースに合流する別ルートをとる。イノシシの罠が見えます
かつての炭焼きの跡、今は使われてない 黄色い筒はなに?とよく見れば中に若木が。動物から守るための方策。数本は倒されたまま。窮屈そうな木もあったりして
2班が合流。ここで選別。 一日でこれだけ。といっても一年分。
ケーブル駅の下にあった看板 高代寺コースの入口にある五仏の石碑。
懸念の山の掃除をすることが出来て満足しました。粗大ゴミは持ち帰れず、これはまだ課題です。
山というのは所有者によって管理にも制約があるし、簡単には変わらないものです。しかし、それをなんとか町のため、ひいては日本のために変えて行きたいと切に願っています。
山道の途中にプラスチックのベンチが置いてありましたが、これもいずれ粗大ゴミになるでしょう。そのあたりにごろごろしている丸太を使った方が景色もいいし、倒木を整備も出来るし、いつかは自然に返るのに。森を愛する気持ちの温度差に苦い思いをかみしめた一日でした。
高代寺山から見た棚田、田植えが終わって緑が鮮やか。
整然と苗の植えられているのがとても美しい。
森林浴
上り口にある高山右近生誕の碑。キリシタンの子孫が代々住んだ静かな里 頂上の写真。なんでここに仏像が?
高山公民館の西に位置する明ヶ田尾山。標高620mなので、慣れてきたら30分ほどで登れるので、手軽なハイキングにはもってこい。倒木や落ち葉で足を滑らせないように気をつけなければなりませんが、道はあります(*^_^*)頂上手前でT字路になっていて、左に行くと鉢伏山から箕面へと抜けるコースになっています。上のほうには広場になりそうな平坦な場所があり、木も整然と並んでいました。ここで木工の愛好家が作品を飾ったら、格好の場所になりそうな気がします。頂上の標のある場所に縄を掛けられた仏像が捨て置かれたようにあるのが気になりました。放置しておいていいのでしょうか・・・。
高山マリアの墓から戸地山へー里山で遭難しそうに(ーー;)
わが町の観光マップを見て、俄然興味を覚えたこのコース。初めての山で不安だからと、観光協会に案内を依頼したのですが、電話をした先の回答はノーでした。道標があるから大丈夫というので、その言葉を信じて気楽に考えていましたが、これが後に大きな落とし穴だと気付かされることになります。
目指すは多分あちらの山が目的の戸地山のはず
観光マップを片手に案内人もなく 不安はあり
ますが、道標を頼りにいざ行かん。
後ろは旧高山小学校。
道端のタンポポが、黄色い彩色を施したように
きれい。  
大きな道には道標がありました。ここが
戸地山登山口。
民家のすぐ近くに、高山マリアの墓はひっそり
と。登山の無事を祈りました。
木立がうっそうとしていて、整地されていません。
山桜がはらはらと雪のように舞っていました。。
弁当を食べた後、降りる道が分からなくなり、木々についていた印が見当たらないし、悲壮感が漂い始めました。右か左か見当もつきません。登った方向から察すると、南へ降りたらいいと思うけど、そちらに道はなし。娘と意見が食い違い右往左往するばかり。こうなったら、沢に沿って降りるしかないと、滑りそうになる岩を伝い、道なき道をひたすら下ることに専念。救助隊を要請したくなるほどの緊迫した気持ちで、娘は転びそうになる度に「もういや!、二度とこんなとこへは来ないからね」とわめきます。
広い道が見えてきたときには「ヤッター!!」と心底ほっとしたけど、山から抜け出た所は、高山から数キロはなれた西側。山をぐるっと90度巡って下ったことになります。
上り坂をぐるっと巡って、やっと自分の車にたどり着いたときは、日が西に傾きかけていました。
東を探検ー町内を巡回するバスで東地区を回る
余野の公民館前をいざ出発。 川尻から 国道の
西側の山道を縫うように登っていきます。
川尻の田園風景。 バスは山を降り、国道423号線を横切り、高山に向かいます。
国道から入ること数キロの山間にある集落。
高山公民館でUターンして余野に戻り
今度は希望が丘から茨木との境を北へ。
切畑、寺田、牧を巡って役場に戻りました。
途中で降りてのんびり歩きたい衝動に駆られるほどの田園風景でした。西地区の人間はこんな“とよの”の姿を知らないのではないでしょうか。
  
今まで自然を求めて遠くへ出かけていたけれど、地元にこんなすばらしい誇るべき風景が残されていることに感動しました。
池田市、箕面市、茨木市、亀岡市と大阪にも近く、交通の便が良い所だけに、町の姿勢いかんでは望まない変化に飲み込まれないとも限らない。ここは官民が一丸となり、町の将来をしっかり見据えて、未来のビジョンを立てないといけません。
先人の努力で残されている田園風景を武器に、活気ある町の将来が見えてきますように。新町長に期待しています。
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