最後の書展銀嶺会川西市立ギャラリーにて    平成23年6月
高齢になられた師匠が30年間続けてこられた書展も、最後の幕を引く時が来た。幾つもの教室をまとめ、開催にこぎつけるまでの苦労は並大抵のものではないと、今回つくづく思った。これからは内への情熱を静かに高められることを願い、健康を祈るばかり。
@入口のディスプレーは炭の上に小さな色紙が散らされている。上段は硬筆の作品。
中央に師の篆書(てんしょ)「亀」。
A正面左側。額装の「樹」が目立つ。
B優しい気分になった詩。
C中央が師の作品。お母様の手になる短歌を二種書かれている。
D額の作品は平易な詩が多いので、共感が湧く。
E先輩たちの作品に刺激を受ける。
F床に置かれた作品。立てるための小道具がすてき。
G机の上には巻き物も。
ところどころに配された小花も会場の雰囲気づくりに一役買って。
H硬筆の作品群。
50枚の作品を一列に並べるのに、どれだけ汗をかいたか。関係者しかわからない苦労が隠されている。
I自分ではかなり納得のいく作品のつもりだったが、この会場では単なる軸の一つになって、壁を彩っているだけのこと。まだまだ未熟さを痛感。
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